バリアクリスタル発売以来、長期テスト車として日常使用のマイカー3台を選び定期的な検証を行い塗装部位はじめ各部の劣化状況を観察し、今般その状況をまとめましたのでご報告します。
長期テスト対象車
バリアクリスタル施工車長期耐久性テスト報告
- ■報告日
- 2009年7月20日
- ■報告者
- 毛利直道
- ■検証者
- 毛利直道、能美克利、木下建一郎、横井信也
- ■検証日
- 2009年7月15日(水)10:30〜12:00
- ■検証場所
- 潟zンダクリオ福井・御幸店
- ■テスト目的
- 施工後、コーティング効果による品質保持・長期耐久性について検証を行う。
- ■施工条件
- 新車登録時に、新規施工を行い、年1回のメンテナンス施工を行う。
- ■対象車種
- サターンSL、インスパイア、アコード(通常使用車)
- ■対象部位
- 塗装面、ガラス面(フロント、サイド、リア)、樹脂部(バンパー、ヘッドライト、テールライト、ピラー、サイドバイザー)ゴム部(ウインドウ回り、タイヤ)、アルミホイール
- ■テスト方法
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テスト項目 チェック項目 時 期 目視観察 (1)ツヤ、輝き、透明感、外景の映り込み
(2)親水性チェック(多目の水をかけて水の動き)年1回
メンテナンス施工時触覚観察 (1)指による接触感。(濡れた状態で擦り、キュ、キュというガラス接触感)
(2)手洗い洗車による、ガラス系特有のスベリ感年1回
メンテナンス施工時計器観測 光沢計(グロスチェッカー)にて光沢度の測定(堀場製作所:グロスチェッカーIG−330)事前に水洗い洗車のみして測定。各5点計測平均値に近い数値を表示(測定結果別紙資料1参照) 5年に1回
- ■チェック状況
- ボディ各部位全体細部に渡り検証したが、NMぷれすVOL.262ではその代表する部位一部のみを掲載した。
サターンSL(E−S8Z)劣化検証
インスパイア(GF−UA4)劣化検証
アコード(LA−CL9)劣化検証
光沢度(グロスチェック)テスト報告 (資料1)
- ■考察
- 施工時初期より、テスト対象は主に塗装部を中心としてチェックしてきたが、以外にその他(ガラス面、樹脂部、ゴム部、アルミホイール)の部位が防汚性,耐候性に効果あり、素材のもつ美しさを維持していることが観察できる。塗装面については、コーティング効果を発揮、新車時の塗装色を映し出し、コート剤劣化による弊害は見当たらない。長期テスト車3台は、年1回のメンテナンス施工で品質保持が十分できることを立証しており、バリアクリスタル施工後の品質保持期間は、年1回のメンテナンスで品質確保できることが証明できる。