ウォーターコートミニストリー
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発足のキッカケは?
12年間ナショナルモータース整備部勤務していたY君が退社後、水を弱アルカリイオン水に生成する機能性セラミック等の販売事業をはじめ、洗浄効果等色々と中古車を使い実験台になったのが、はじまりでした。洗浄後コーティング効果があるセラミックの開発について、製造元の開発者と3年がかりで研究を重ね、効果の確認が出来、特許3件を出願し専用機の商品化へと進めました。
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本田技研の承認が必要
先ず新車に施工するには、メーカーの承認が必要となり、本田技術研究所にテスト機を持参し、メカニズムの説明、デモ施工行い半年間テスト機を預けて研究所独自の検証をしてもらいました。
その後、新車塗装に施工しても特に問題はないとの回答を得ました。ならば、純正扱いにできないかと用品関連部(株)ホンダアクセスに要望しましたが、機械類は定款にないため、機材担当の興和精機鰍紹介され,1999年1月から全国のホンダディーラーへの販売がスタート出来ました。
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船井幸雄氏(船井総研グループ創始者)のお墨付
東京の弊社代理店社長の計らいで、船井幸雄氏(当時最高顧問)に面談の機会をいただき、ウォーターコートについて詳細説明しました。シンクタンクの筑波研究所で「本物」の検証実験を行ってもらい、3か月後上京してくださいと連絡があり面会開口一番「松井さんこれは本物です。次代の最先端ナノテクノロジー技術です。肉眼では観ることが出来ないナノレベルの世界だけに、まだ15年以上はかかりますが、大手企業はほっておかない技術です。辛抱して頑張ってください」と励まし近く発刊する「99%成功する経営のコツ」著書に紹介しますとお墨付をいただいた。この言葉がなければ、この分かりづらい商品事業展開は、今日まで続いていないと思います。
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公の制度認定・選定・登録や各分野からの受賞
2002年財団法人日本発明振興協会「発明大賞考案功労賞」受賞、2006年経済産業省「異分野連携新事業分野開拓計画に係る認定」取得、2007年度精密工学会北陸信越支部「技術賞」受賞、2007年財団法人りそな中小企業振興財団「第19回中小企業優秀新技術・新製品賞」に『優秀賞』受賞、2009年経済産業省「KANSAIモノ作り元気企業100社」に選定、2019年1月国土交通省NETISに選定されデーターベースに登録。
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他のメーカーディーラーより大口受注
デンソーが代理店となり、大規模トヨタ中古車仕上げセンターへの導入、新潟ダイハツ全店導入、神戸マツダ全店導入、アウディジャパン直営店全店導入、その他ディーラー各店単位での導入。
部品商代理店を通じて全国の販売整備専業者に納入
船井総研指導の軽未使用車専門店への導入が盛んになる。また部品商と代理店契約し、その顧客(業販先)自動車販売整備専業者への導入も数多く展開。今日現在もウォーターコート事業を継続し、事業されている企業様から専用セラミックはじめ専用機材、消耗品等の注文も定着しています。
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現在国内メーカーの全てが純正ガラス系コーティング
カーコーティングの遍歴は、ポリマーコーティングはじめ主成分にテフロンやフッ素、酸化チタン(光触媒)等に石油系溶剤をバインダーとして色々なコーティングが出回りました。現代すべてメーカー純正品はガラス系コーティングが主力になっています。究極は耐久性の問題でガラス系になったわけですが、やはり有機溶剤が使用されています。100%純粋無機ガラスコーティングはウォーターコートのみであることが現実となってきました。
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建物外壁、構築物、船舶、バス、鉄道等々対象物に広がり展開
当初より上記の対象物にコーティング施工してきました。車と違い効果確認が10年以上の長期に渡る年月が必要な為実績が少なかったのは事実です。この度国土交通省のNETIS(ニューテクノロジーインフォメーション)データーベースに登録され今後公共事業への施工が期待されます。
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バリアウォーターの新規開発
コーティング剤となるホウ酸シリカの高濃度機能水製造が出来るようになり、今後は各製品生産工場へ導入提案活動が展開出来るようになりました。